生後20日。
退院後、1週間検診のあと、
実家に帰り、両親の世話になってます。
随分慣れた・・・とは言え、
寝不足の毎日はつらい。
それでも、やっぱり可愛いもんは可愛い。
手がかかるから、ますます愛おしいんですね、きっと。
こうやって、母子の絆って深まっていくんだと思います。
出産の日のこと。
先日の記事で、長々と書きつづらせてもらった通りなんですが、
自分の想像してたのと、ひとつ違ったことがあって・・・。
それは、陣痛室のこと。
色々な本とか、友達の話とかを聞いていると、
陣痛室で、旦那様に腰をさすってもらって・・・とか、
陣痛の合間に、買ってきてもらったサンドイッチとかお菓子とか食べて・・・とか
そんな感じで過ごすのかな~なんて思ってたんです。
けど、あたしの場合、
産まれる寸前に、いきむためにやっと連れて行ってもらった・・・って感じで
陣痛の間隔が短くなってからも、ぎりぎりまで病室で頑張ってました。
病室で痛みを逃しながらも、
なかなか陣痛室へ行こうって言ってもらえなかったので、
まだまだ先は長いんだな~なんて思ってたんですけど、
実はそうではなかった。
その原因が、実際陣痛室へ行ってから分かったんです。
産院の陣痛室は2つあって、
あたしが入ったのと違う方に、一人先客がおられたのですが、
彼女がなんとも大変そうな方で、
「痛い~~~~~~!!!
もう、無理ぃぃぃぃ~~~!!!
だめ~~~!!!
なんか出た~~~~!!!!!」
を、この世の終わりかと思うほどの大声で唸っておられる。
最初はこの方のほうが先に産まれそうとのことで、
先に分娩室に入っておられたんですが、
結局、先のブログにも書いたとおり、
陣痛室でいきんでる途中で、あたしの方が先に産まれそう・・・ってことになり、
看護婦さんに抱えられながら分娩室に移動
(つまり、彼女と場所をチェンジした!)
することになったんです。
その時に、ちらっとお顔を拝見したのですが、
その方は、とってもとってもお若い方でした。
産み終わってから、助産師さんがあたしの枕元に来られて
「ごめんねぇ、なかなか陣痛室に来れなくて・・・
大変な方が隣にたから、つらされたらダメやって思って
ぎりぎりまで病室にいてもらったん。
けど、大きな声では言えないけどね
あんた、大人しくよぉ頑張った。
そやし、安産やったんやで~」
とほめてくださいました。
あたし的には、
「痛いぃ~~!!」
なんて、叫ぶ余裕なかっただけ・・・だし、
叫んだところで、痛みが軽減することはないってことを
長年の経験で分かっていたってだけのことなんですけどね。
でも、これ、もしかしたら高齢出産のいいところかもしれません。
色々な経験を通し、(あたしの場合、治療とかもしてますし)
自分なりのやり方をなんとなくわかってきてから
はじめての出産に臨むことができる。
今回も、周りに惑わされることなく、
落ち着いて、自分のペースで、出産することができました。
もちろん、個人差があるのでね。
若い=落ち着いていない・・・と言ってるわけではありません。
誤解のなきよう・・・。
あくまで、あたしの場合ってことです。
若いころのあたしなら、
きっと、
「痛い~~!!!
無理ぃ~~~!!!」
って、叫びまくってたと思います。
きっと、今まで妊娠することがなかったのも、
あたしが、ここまで成長するのを、ゆうきちが待っててくれたのかも。
ここまで成長するのに、時間がかかってしまいましたが、
納得のいく出産ができ、本当によかったって思っています。